日誌

★夏山合宿報告②(3年生) 26/8/25~27(八ケ岳:東天狗2,640m)

★夏山合宿②報告!(3年生):「北八ケ岳:長野県茅野市」

 8月25日(火)~27日(木)の2泊3日の日程で、3年生(4名)・教員3名の計7名で夏山合宿②を実施しました。

 夏山合宿②は、出発時間、食事内容、テント設営場所など三年生全員で相談して登頂する山を決め、プランを作成します。今回は、日本列島から離れて存在する台風の影響を心配する中、目的地である天狗岳(2,646m)、硫黄岳(2,760m)、箕冠山(2,581m)を目指しました。

今回の目的地である「八ケ岳」は、南北30kmに連なり、北八ケ岳は急登が続き、針葉樹林と苔むした森が広がり、南八ケ岳は険しい岩稜が連なり、森林限界を超えた高山らしい景観がある一方、岩場や鎖場などでは技術と判断力が求められる特徴があります。

【1日目】

 ①食料買出し(前日)   ②新宿から、特急あずさ1号に乗車! 

 夕食の材料を中心に、朝・昼・晩の3日分の食料を調達しました。

1日目は各自が目的地に向けて最寄り駅から出発、新宿駅で全員が合流、特急あずさ1号に乗車し、長野県の茅野駅に向かいました。

③登山口に到着!

茅野駅からバスに乗り、約60分で登山口の渋の湯橋に到着しました。途中、高原野菜であるレタス畑や牧場の広大な風景を見ることができました。

④登山開始!          

 もともと滑りやすい樹林帯の苔むした岩が点在する中、ここ何日か前に降った雨の影響で足元がぬかるむ状態の厳しい山道を、お互いのコンディションを確認しながら、まずはI日目の幕営地である黒百合ヒュッテを目指し、一歩ずつ足を進めました。

⑤テント設営後、すぐに夕食作り!

 テント設営の場所は、デコボコしない平らな所を選び、強風や雨天時の増水も想定して、場所を決定します。

そして、テント設営後は、日が暮れる前に食べ終えた食器の片づけも完了しなければならないため、すぐに夕食作りに取り掛かります。

今回は、山小屋のテラス席をお借りして、ソーセージとじゃがいも、ニンジン、玉ねぎのとても美味しいカレーに仕上がりました。デリシャス!

すべて完食、野菜サラダでビタミンもしっかり摂り、明日に備えました。

【2日目】

⑥幕営地から天狗岳に向けて出発!

4時起床・朝食、テント撤収、5時過ぎにサブザックに切り替え、天狗岳に向け、出発しました。

天狗山(2,646m)は、西天狗と東天狗からなる双耳峰で八ケ岳のほぼ中央に位置する北八ケ岳の最高峰です。2日目のルートは、黒百合ヒュッテ前から急登で大きな苔の岩や丸太の上は、すべり、ぬかるみの連続、一瞬でも気を抜くことができない、まるで大自然のSASUKEのようでした。ラッキーなことに東天狗頂上手前でブロッケン現象が現れ、移動する環状の虹に遭遇、さらに頂上では遠くに富士山を見ることができ、生徒たちは、とても感動している様子でした。

⑦天狗岳登頂後、2日目幕営地である青苔荘に向かう!

 東天狗登頂後、前日の幕営地に再び戻り、重い荷物をピックアップ。

 2日目の幕営地である青苔荘に向かい出発!予想以上に道のりは長く、体力が消耗する中、森の中をひたすら歩き続けた後、ようやく青苔荘に到着しました。

幕営地に到着後、テント設営、夕食の準備を行う。2日目の夕食メニューは、各自が好みのパスタに味付けを行い、温かいスープを一緒に堪能しました。

【3日目】

⑧幕営地から、バス停のある稲子湯を目指す!

4時起床・朝食・テント撤収、5時過ぎ出発。深夜にはテント内で小雨が聞こえ、雨予報の中、途中で薄い霧が発生し、天候が悪化、雨に降られないことを心に願いつつ、生徒のコンディションと安全を確保しながら、稲子湯バス停を目指しました。

⑨稲子湯に無事に到着、武田信玄の隠し湯で汗を流す!

 奇跡的にも、稲子湯到着と同時に本格的な雨が降ってきました。生徒たちは3日間の活動の汗を流し、心も体もリフレッシュした様子でした。

帰りの道のりは、稲子湯バス停~小海駅~小諸駅~軽井沢駅~横川駅~高崎駅~熊谷駅まで、バスと鉄道を多く乗り継ぎ、全員が無事に帰宅の途につきました。

 生徒たちは、この3日間の合宿を通じて、安全に下山するためには、何事もしっかりとした計画と準備をすることの大切さ、困難な状況にも乗り越えるための判断力と実行力を学び、それを実感したことだと思います。今回の経験をこれからの人生にも、しっかりと生かしてほしいと思います。