校長あいさつ

御挨拶

 

  本日は、本校のホームページを御覧いただきありがとうございます。

 本校は、昭和41年に埼玉県立熊谷商工高等学校から分離独立し、本県北部地域では唯一の重装備な単独工業高校として着実に成果を上げ、本年、59年目を迎えました。今日の「ものづくり創造立国 日本」の礎となる有為な人財として、一万七千余名の卒業生を輩出し、その活躍と実績は、産業界においても高く評価されております。 

 本校では、「育んだ心、深めた知識、学んだ技術を総合し、社会貢献できるスペシャリストの育成」を目指し、教職員一丸となってその実現に取り組むとともに、生徒一人一人が持続可能な社会の担い手として活躍できるよう、以下に掲げる3つの力を結集して、教育活動に専念しています。 

 第1の力は「工業のスペシャリストを育成する力」です。

 本校には、建築科、土木科、電気科、機械科、情報技術科の5科が設置されています。各科の特徴を生かして、それぞれの分野で活躍できるスペシャリストの育成を目指しています。授業で身に付けた知識や技術・技能を確認するための各種資格取得、専門分野の各大会・コンテストへの出場にも力を入れ、大きな成果をあげています。
 令和5年度は、静岡県で開催された「第18回若年者ものづくり競技大会」に、木材加工職種(敢闘賞受賞)に埼玉県代表として出場しています。また、厚生労働省などが主催する「技能五輪全国大会」には情報ネットワーク施工職種学生日本一決定戦に3年連続出場を果たしました。その他にも「高校生ものづくりコンテスト」では、木材加工部門、電気工事部門、測量部門においても素晴らしい実績を誇っております。
 また、熊谷市からの委託を受けて聖天山周辺地区景観づくりや秩父鉄道ひろせ野鳥の森駅前の駐輪場整備するなど技術を生かした地域貢献にも取り組んでいます。
 1年生では、全員がインターンシップを実施し、職業観・勤労観を育むとともに、2・3年生でより専門的な内容を学ぶにあたり、日頃の工業に関わる学習活動は産業界においてどのようにつながっているのかについて、事前に学でいます。 

 第2の力は「進路の夢や目標を実現させる力」です。

 キャリア教育の視点を踏まえた各学年での発達段階に応じた進路指導計画のもと、進路希望の実現に向けて取り組んでいます。令和5年度は、企業からの求人件数が過去最高の件数をいただき、就職を希望する生徒の就職内定率は100%を達成し、公務員試験も好調で9名の合格者を出しております。また、第3学年に設けた「4大進学コース」では、共通教科・科目の授業時間を増やすなどして進学に対応した教育課程を編成し、実績も着実に伸ばして、令和5年度の進学を希望する生徒の進学率は、ほぼ100%を達成しています。 

 第3の力は「学校行事や部活動で充実した高校生活を送らせる力」です。

 学校行事や部活動は、本校での高校生活を充実させるために、欠かせないものの一つです。文化祭や体育祭に加え、工場見学など工業高校の特徴的な学校行事、また、部活動も盛んで、ラグビー部、ソフトボール部をはじめ、多くの部が関東大会等に出場するなどして活躍しています。
 令和5年度には、男子ソフトボール部と水泳同好会がインターハイに出場、令和4年度には、ラグビー部が第70回関東高等学校ラグビーフットボール大会に出場するなどの活躍があります。 

 これからも「文武両道」をモットーとした本校での充実した高校生活をとおして、変化が激しく、先行きが不透明な社会を、工業技術をもって解決に資することができる力強い人財を育成してまいります。自らの夢を実現できる工業高校として、生徒、保護者、地域の皆様の期待に応えてまいりますので、御支援よろしくお願い申し上げます。 

 

令和6年4月8日    
埼玉県立熊谷工業高等学校
校長 荻原 康之